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白い巨塔

こんにちは、広報チームの佐藤です。

 

今回は、5夜連続放送のあった<白い巨塔>の話をしたいと思います。

山崎豊子作品の代表作にあたるものですよね。

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どれも好きですが、白い巨塔は医学界の闇や財前五郎の一生が描かれていて、とても見ごたえある作品の1つだと思います。

私は、オンタイムで唐沢寿明の白い巨塔を見て来ましたが、岡田准一の財前五郎も見ごたえたっぷりだった。という感想です。

 

山崎豊子は、作品を作る前に、その題材となる世界を徹底的に取材して、作品を作る。という話を聞いた事がありますが、そのせいか、どのシーンも迫真迫った現実感ある映像で、見事にドラマに引き込まれてしまいます。

その取材力もですが、色々な視点から見て感じて描かれている事を感じます。

 

白い巨塔では、教授選編、医療ミス編と二部構成になっておりますが、どちらを通して見ても、財前五郎の悲しい人生像が胸を痛めました。

少年の頃から、地元の岡山で天才少年と謳われ、様々な方の協力を得て、国立大学の医学部に入学し、医師免許取得して、医師になっても、上に上り積める事だけを目指し、いつしか医療従事者としての在り方も忘れ、自らの病気にも気付けない程にのめり込み…。という所が、せっかく立派な頭脳を持っていても、欲や野心にまみれると人生を無駄にしてしまうのだな、という風に思いました。

仕事をしていれば、多くの方が野心を持ち、出世を望む事も多いかと思いますが、あまりに俗に溺れてしまうと、抜け出せなくなる恐ろしさがある。だから、そのバランスを取るのが難しいな。と思いました。

優秀って、羨ましい限りですが、優秀なだけに余計な苦労を背負ったり、苦しんだり、なかなか考えさせられるドラマでした。何の為に働いてるのか、どこまでを目指すのか。

人それぞれだけれども、少しはまり過ぎると彼のようになってしまうのだろう。

せっかく得た地位や名誉を駆使して、人が出来ない研究をしたり、人類の未来に繋がる事をしていれば、本人も、もっと楽に生きられたのではないか…。見ていて、生き方がとてもしんどいように見えていました。

死ぬ間際になって、やっと穏やかな人間に戻れてるように感じ取れましたが、もう少し早くにその事に気づいて欲しかったな。という感想を持ちました。

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私達も仕事をしていますが、何も特別な才能を持った人にだけに言える事ではなく、欲や野心にまみれる事はなく、自分の生活や家族や大事な物を守りながら、バランスを保って行く事が必要なのだな。と痛感したドラマでした。

 

 

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